本日夜勤明けの帰路で2000キロ到達。太ももの裏側が痛い。
映画「Breakfast on Pluto」。ニール・ジョーダン監督による母親探しロード・ムービー、といっても前半はとにかくカットが多く、テンポが速い。これが観客をストーリーに引き込む「匠の技」なのだろうか。ゲイ、IRAといったジョーダン監督の定番キーワードは欠かせない要素みたい。
ロード・ムービーっぽいといえば、風俗店のマジックミラーを挟んで、自分が父親であることを私生児として育った青年に告白するというシチュエーション。これは「Paris, Texas」で夫が失踪していた妻に訥々と告白するシーンとほぼ同じだ。あのシーンのライ・クーダーのサウンドトラックはすばらしかった。
このPlutoもサウンドトラックが楽しい。何といってもニルソンが3曲もフィーチャーされているのだ。しかも「Without You」でもなく「Everubody’s Talkin’」、「Coconut」でもない。いずれもかなりシブい、ニルソン好きをうならせるセレクションかと思う。わたしはニルソンの楽曲をフィーチャーした映画に弱い。