きょうも一日雨、ほそくながく降り続けている。吉本隆明の「決定版 最後の親鸞」を読んでいると、近視なのにメガネをしないまま森の中を歩いている感じがする。わたしにはハードル高し。
ケヴィン・ベーコンという俳優は主役を張れない役者として知られているらしいですが、嫌いじゃありません。これまで「激流」「告発」「インビジブル」や「ミスティック・リバー」など、彼の演技にはいつもある種の緊張感があるなあと思っていましたが、アトム・エゴヤンの「秘密のかけら」を見て、その演技にほんとうに感心しました。これからは好きな俳優は?という質問にはケヴィン・ベーコンと答えようと心に決めた。
トリビアですが、この映画で若手ジャーナリストを演じているアリソン・ローマンという女優、「風の谷のナウシカ」の英語吹き替えバージョンで、ナウシカ役を担当していたそう。