本当に久々にCDを買った、ちょうど半年振り。前回は3枚だったのだけれど、すべてライブ盤。そして今回も奇しくもライブ演奏だ。車の中で初めてコルトレーンのライブ演奏を聴いた長男は、ひとこと「めちゃくちゃだね」。んー確かにめちゃくちゃに聴こえなくはないけれど、実は4人がそれぞれめちゃくちゃやって、ここまで統一感を作っているのは驚異的と言わざるを得ない。まさにタオの領域に達していると思う。混沌と統一。
1965年のNYでのライブはラジオ番組の一部として収録されたもので、途中にDJのアナウンスが入って、フェード・アウトしたりしている。ライナー・ノーツに載っている写真をみると、本当に狭いステージで、時代を感じさせるのだが、実際の音は40年前の演奏とは思えないほど、新鮮で楽しい、そして素晴らしい。