最近はひとの忘れ物を届けることが続きました。まず、埼玉県の与野本町というところにある芸術劇場まで、その帰り道にあまりにお腹が空いていたので、コンビニでジャンボ・チーズ・フランクとビールを買って食べながら歩いていたら、まぶしい自転車店がありました。(写真参照)その次はオフィスと東京エフエムの往復。両方とも時間が迫っていて「のっぴきならない」という点で共通していました。
たとえば、東京23区内で1時間のうちに忘れ物をする人は何人くらいいて、どのくらいの割合で「のっぴきならない」のかによっては、ビジネスになるかもしれない。いくらデジタル化が進んでユビキタスな環境になっても、物流がなくなることがないように、忘れ物もなくならないのではないだろうか。
Grateful Dead
きょうは実家で納骨式でした。次男の誕生日の一日前に97歳で亡くなった祖父はあの世から曾孫を見守ってくれるのだ。死んだ人は最長49日間を経て仏になる、成仏して現世で愛していた人たちが幸せになれるようにいろいろやってくれるらしい。MC(Master of Ceremony)の坊さんが言っていた。わたしは坊さんの話を聴く前から、爺ちゃんうちの子を守ってくれ、と祈っていたので妙な気持ちだった。何から守るのかよく分からないけれど、基本的に弱いからね。すぐに風邪ひくし、喘息になったり、アトピーになったり。でも、家族が守れることから、コミュニティが守ること、国が守ること、地球全体で守ることと、どんどんスケールが大きくなっていて、アトピーとか、アレルギーとかもはや環境問題の一部という感じがして、家族がどうのこうのできる範囲を超えてきているんじゃないかと思う。でも何とか守ってあげないとね、子どもから学ぶことは多いから。
GS
フィンランド人のエリック・グランキストさんは、フェアバンクスで古生物の剥製を作っている。彼は3万6千年前に絶滅した「バイソンの先祖」を復元したのだけれども、凍りついたバイソン(の先祖)を発見したときには、まだ肉が残っていて、彼はその肉を食べたらしい。現在は剥製になってアラスカ大学の博物館に展示されているバイソン(の先祖)は、「ベイブ」と呼ばれている・・・こんな話が載っているゲイリー・スナイダーの野性の実践は面白い本です。
Sydney
先週はシドニーのSBSという放送局から1週間にわたって中継しました。天気はいまひとつだったけれども、コーヒーと食事がおいしい街。とはいえ、やはり海外は仕事で来てはいけない。