wandering dog

dog

夜勤明け自転車、きょうは今シーズンきっての暑さで途半ばで走る気力がなくなるほど。気温が高くなると消耗するペースも速いのだろう。帰宅して犬の散歩に行こうと、犬舎を覗いたら影も形もない、つないでいた鎖ごといなくなっている。いつものコースを巡ってみたがいない。この暑さでは相当バテているに違いないと思いつつ、妻に捜索を託して寝る。

前回同様、地元の動物愛護センターに紛失届け、というか迷い犬の連絡を入れておいたそうな。その後、付近の住民からの通報で警察に保護されていたことが判明。警察からの連絡を受けて、身請け。帰還後の写真が上。ちょっと疲れ気味か。パトカーに乗ったそうだ。

しかし、鎖ついたまま失踪するとは不可思議だ。

family day

kai

きょうは次男の幼稚園で運動会だったので、夜勤明けに都内を劇走、最速自己記録を更新して家に到着。すぐに駆けつけると、最後のタケノコ体操をかろうじて観覧することができた。ほんとうに天気のよい日だった。

Sympathy for Mr. Vengeance

2002年「復讐者に憐れみを」は、「JSA」「親切なクムジャさん」とあわせて復讐3部作を構成しているとのこと、残念ながら「JSA」と「クムジャさん」は見てない。

この映画がテンポ感を持っているとしたら、よくいえば大陸的、アンゲロプロスとかタルコフスキーくらい雄大なリズムを刻む(ちょっと言い過ぎか)。だが、いまのわたしには間延びしたように感じられ、どうも歯がゆいというか、しっくりこない。主人公が工場で働くシーンや唐突なベッド・シーンなど、何ナノこれ・・・と思ってしまう。ペ・ドゥナが出てなかったら完全にアウト。

グロテスクなシーンも多く、荒涼とした社会と人間関係が強調されている。が、持てるものと持たざるもの対比を描くのなら、(いまのわたしにとって)フラナリー・オコナーを超える作家はいない。わたしはフラナリー至上主義なのだ。「復讐者」に宗教的なバックボーンとか、差別主義のようなものを求めるのはお門違いだろうが、どんなに凄惨な場面も「善人はなかなかいない」の不気味さ、背筋の凍るような恐怖感を引き出しているとは思えない、なんだか単にキモイだけ。

ただしペ・ドゥナのファンは必見、彼女の俳優としての幅の広さが出てる。DVD特典映像では「もっとも印象に残っているシーンは、ソン・ガンホに拷問される場面」と笑顔でインタビューに答える彼女が見られる。

dvd

半額レンタル最終日。ぜんまいざむらい2本、西遊記6本、ペ・ドゥナ関連3本、テリー・ギリアム、ソクーロフ各1本。

board

boardgame

長男のリクエストで簡易将棋セットをヤフオクにて購入。家には使っていない囲碁セットがあったので、囲碁を勧めたのだが、将棋がいいと言って譲らなかった。自分が小さいころは父親と何度も指して、一度も勝ったことがないので、あまり好きにならなかったのだろうと思う。そのせいか、知りもしないのに何となく囲碁の方が戦い方では自由度が高いんじゃなかろうか・・・という印象を持っている。さっそく妻と対局してみたところ、やはり将棋には向いてないのが分かった。

lunch

夜勤明け、自転車で気持ちよく走る。

昼は近所のすし屋で「おまかせにぎり」1.5人前とビール。ソラマメのつきだし、えび頭の入った味噌汁つき。ネタはうまいのだが、仕上げがイマイチ。どうやら、遅れて登場した主人がメインで、わたしのにぎりは2番手の作らしい。店内は白木のカウンターとテーブル2席とコンパクト、清潔で芳香剤の臭いがしない私好みのタイプ。近所のなじみが昼から呑んでいるのもいい。

午後、子どもたちを水泳教室へ連れて行く。待っている間、半額レンタル中のヴィデオ屋へ。しかし借りたいタイトルはすべて貸し出し中、結局「ぜんまいざむらい」と「西遊記」、そしてペ・ドゥナ主演の韓国映画。

懐かしい「西遊記」。もちろん堺正章の孫悟空、岸部シローに西田敏行の3人によるやり取りは絶妙のインタープレー。アドリブなのか脚本どおりなのか、まったく分からない。音楽も最高ですな、「ガンダーラ」いまだに唄えるぞ。

kbd

kbd

9年近く使ってきたキーボードだが、最近は接触不良が気になるので、買い換える。写真上が本日購入したもので、近所のPCショップで997円。テンキーつきのフルサイズなので、場所をとるけれど、安さに負けた。どの程度使えるのか・・・。旧キーボードはできれば修理して使いたいのだが、修理代が高そう。

問い合わせしてみたら、「修理しない」との回答。あらら、もう捨てるという選択しかない・・・

not really

reykai

今朝から何をやってもうまくいかない、ような気がする。子どもたちが健康で、明るいことで救われる。わたしの言うことはなかなか聴いてもらえないが。それほど悪い日じゃない。

フラナリー・オコナー全短編 上巻」読了、最高です。なんでこんなに高い値段でハードカバーしか出版されないのでしょうか。

tire

tire

thanks to イトウカイロこばやしカイロルーム

ブレーキとサドルを新調した自転車通勤、さすが高級品(わたしにとっては)らしく、プラシーボ効果を差し引いて考えてもすばらしいパフォーマンス、やはり出来が違う。夜勤明けの帰宅途上で新宿副都心を抜けるときには、大小の枝が道に散乱していて、昨日吹いた強風の威力を感じた。自転車の総走行距離が2500キロを超えて、そろそろ後輪タイヤの磨耗が進んできたので、帰宅後、疲れていたが新品に交換してみた。新しいタイヤだからなのだろうか、硬くてリムにはめるのに苦労する。おかげで作業が終わると同時に猛烈な眠気に襲われ、そのまましばらく寝る。

the greatest collection

アリのDVD鑑賞。64年のリストン戦、74年フォアマン、75年フレイジャーと3大タイトルマッチが収録されている。残念ながら現在日本発売はなし、しかたなくアマゾンUSでリージョン1を注文。ニュージャージーのレバノンからあっという間に届いた。送料込みで30ドル足らず。

試合前のセレモニーから、試合後のアリのコメントまで完全収録されていて、むしろその部分のほうが実際の試合より面白かったりする。64年のリストン戦の後、大混乱のインタビュー中には、観戦に訪れていたサム・クックまで登場している。

それにしても、ライセンス関係で縛りが多いのか、こういう素晴らしい記録が広く出回ってないのは本当にもったいない。アリの伝記は何種類か日本語版が出回っているので、あわせて読むと最高。おまけで入っているアリのキャリアをダイジェストで紹介するドキュメンタリーは貴重な映像も満載で必見でしょう。

キンシャサのマッチを中心にまとめた「When We Were Kings」も素晴らしいけど、60年代のアリは別格だと思った。