“91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 01:14:14.72 ID:lf9C0utw0
大学入って電磁気勉強したら
ガウスさんがガチで天才ということを理解した
全盛期のガウス伝説
・「整数論」の最初の方はフェルマー、オイラー、ルジャンドルらの数論史まとめ。
ただしガウスに言わせると「ほとんどの定理は少年時代に自力で見つけた(キリッ 」
・リアル中二時代のガウスは素数で一山当てようと頑張るも成果が上がらない。
面倒になったので「素数の分布を確率的に統計処理して大体の傾向をつかめばいんじゃね?」
と考えて素数定理を発見。計算は一日十五分。俺そんな暇じゃないし(キリッ
・高校生ぐらいの歳に初めてオイラーを読んで、自分の発見を
ほとんど先取りされていたことに大ショック。
しかしオイラーがやっていない定理もあったことに自信を持つ。
・楕円関数では三十年後に後輩のアーベル、ヤコビに追い抜かれた。
何故なら楕円関数を見つけた一月後にモジュラー関数まで進んで放ったらかしにしたから。
モジュラー関数が世に出てくるのはアーベル達からさらに二十年後。
・ある時、数値計算で約4.81048という極限値を得る。
これを見たガウス:「自然対数を取ると1.5708…=π/2?」と即座に予想。
・非ユークリッド幾何学を提唱したヤノーシュ・ボヤイは、
父がガウスの親友だった事からガウスに論文の批評を依頼。
帰ってきた返事は「良くできてるけど褒めると自画自賛になっちゃうんだよね。
二十年以上前に同じ結果出てたから。周りがうるさいから発表しなかったけど(キリッ 」。
ヤノーシュはヤケになって以後人生を投げてしまう。
・コンピュータ時代に発展する高速フーリエ変換アルゴリズムを何故か知ってた。
ちなみに、ガウスはごく普通の煉瓦職人の息子であり、両親の家系を追っても
学術的才能を示した人物など全くいない。
天才数学者は数おれど、ここまで極端な突然変異はガウスぐらいのものである。”