out for rowing

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週末に行われたイベントの振替で幼稚園が休みだった次男を連れて井の頭公園でボートを漕ぐ。きょうは気持ちのいい秋晴れだったが、池畔からはセミの鳴き声が聴こえてきたのには驚いた。季節外れも甚だしい、そろそろ渡り鳥のシーズンだというのに。とはいえエサをやる人が多いせいか、漕ぐのをやめて静かになったボートに鳥たちが気さくに近寄ってくるのも、ナンだか不思議な気分だ。都会の弊害といえばそうなのかもしれない。先日行った近所の釣り堀中島園では、敷地内に育っている柿の実が熟して、池にはその葉がたくさん落ちていたのを思い出す。いわゆるスーパーフラットな生活に慣れてしまい、季節を肌で感じる機会がどんどん減ってる。鳥たちもそうなのだろうか・・・、 マサカね。最近は子どもを通じて失われた季節感に気づかされてるみたい。事ほど然様に動物とか人間の「死」が人々から遠ざけられてしまうと、命の大切さにピンと来なくなっちゃうんじゃなかろうか。昔、浅井隆Uplink社長にインタビューしたとき、そんなようなことをフンフンなるほどと聴いたような気がする。

夕方、長男を連れて病院へ。ケガした左足の腫れは今日がピークらしい。足は体のほかの部分と違って、皮膚とかスペースに余裕がなくてタイトだそうで、一部分の腫れが足首全体へ広がってしまうとのこと。久々にレントゲン写真を見た。小さい骨の一部に亀裂が入っているのが確認できる。スゴイ技術を発明したよなあ、とあらためて思う。