Yogiri

8月末の文字通り怒涛の雨模様が続くのかと思っていたが、9月になると、すっかり晴れ模様。1ヶ月ぶりに自転車通勤を再開することができた。夜勤だった8月はジテツー封印していたのだ。まだまだ昼間は暑いけれど朝の比較的涼しい時間と、陽が落ちた後に走れるから、夜勤明け睡眠不足で炎天下を走るのに比べたら随分と楽、それでも夜の湿気はかなりのものだが。

石原裕次郎主演の「夜霧よ今夜も有難う」(1967)を見る。冒頭のシーンからやられっぱばしだった。わたしはこの作品で「バタ臭い」の意味を完璧に理解したような気がした。またしても浅丘ルリ子が秀逸、素敵すぎる。四方田犬彦「アジアのなかの日本映画」にも書いてあったけど、「カサブランカ」をパクった作品とはいえ、これはもう別の映画でしょう。裕次郎の歌う主題歌とともに素晴らしい。こんな風に感じるのは年取ったせいなのだろうか。

近所のレンタルDVDで半額セールが始まったので、渡りに舟と「祇園囃子」、「太陽の季節」、「殺しの烙印」などを借り出す。「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」は残念ながらVHSしかなかったので諦めた。あとで調べてみるとまだDVD化されてないみたいなので、次の機会に必ず。

total: 9222.8km

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