aggressive in style

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午前中から吉祥寺ヨドバシカメラ。ムシキングのゲームのために行ったのに、長男は肝心のカードを忘れてきたので、ドラゴンボールの格闘ゲームに変更、その後、ライオン(ほかにも動物キャラがあるけど、カードがないと読み込めない)による格闘ゲーム。とにかく昆虫、人、動物、恐竜、ポケットなモンスターなどとにかくみんな戦う。これらに比べればラブ&ベリーなんて平和でいい。結局はファッションとかリズム感で「戦う」わけだけど。最近気になった言葉「攻撃的なロック」。何だろう音楽で攻撃的って。サッカーでは攻撃的な布陣って聞いたことがあるけど、音楽で攻撃的って言うのは、テンポが速いとか、激しいストロークだとか、何となくうるさい印象があると「攻撃的」という形容をされるのだろうか。しかしいったい何を攻撃してるのか?70年代のブラジルではカエターノとかシコとか若い音楽家たちが国家に対して批判的な態度をとったために、圧力を受けたり亡命を余儀なくされたりしたみたいだけど、それはあくまでも彼らのムーブメントの抱えていた雰囲気とか、もっと具体的には歌詞の内容が時の政権にとって危険な香りがしたからだと思うのだ。本当の意味での攻撃的な態度というのは、サウンド的には存在しない、というよりできないんじゃなかろうか。メルツバウとか暴力温泉芸者にしたって、わたしには攻撃的とは思えない。だいたいエルヴィスにしたって、ロックにしたって、いわば体制側というか既得権益を持つ側にとって都合が悪いだけで、実際にそれらをフォローしてた人たちにとっては攻撃ではなくむしろ守ってくれる、安全保障だったに違いない。そういった音楽を拡大再生産のループに乗っけて金儲けしてしまうレコード会社のスタイルのほうが音楽を作る側に対する攻撃だと思う。

午後は小金井公園で次男の自転車練習に付き合う。補助輪を外した自転車にまたがって1時間弱、何とか形になってきた。初めて自転車に乗るのってこんなに難しかったっけ?とすっかり自分のことは忘れている。逆にどうして乗れないのかとさえ思う。サポートしてる方が疲れるので柿ピーと缶チューハイ買って一休み。