tax and banks

fineday

快晴の午前中に市役所にて育児手当の延長手続き。到着してみると、窓口ではおじさんが苦情を述べ立てていて担当の男性も困りきった表情。何が問題なのか分からなかったが、「オレは仕事に穴あけて来てるんだよ!どうしてくれるんだ、このヤロウ!」と繰り返していて、険悪な空気が彼らを取り巻いていた。一方、わたしの受付窓口の女性は、自分の仕事に没頭しているのか、同僚を心配するそぶりも見せずに淡々と私の書類をチェックして、さっさと終了。隣のおじさんはまだ文句を連ねていた。

長崎市長の件もあるので、ヤクザが絡んでいる可能性もある。しかし私みたいに平日に休みがあるならいざ知らず、わざわざ仕事を休んで、役所に来るのは、実際けっこう面倒なことに違いない。育児手当だから、夫婦どちらかが対処できるだろう・・・と役所が考えているとすれば、時代遅れだ。自治体は今ではそれなりに権限を持っているはずだから、これから変わっていくのかもしれないが。

その後、銀行にて税金の支払い。番号札をとってソファに腰掛けると、あまりの気持ちよさに横たわりたくなる。雑誌も新しいものが揃っていて、大型液晶TVで案内を流していたり、何だか長時間この場所で過ごすのを前提としているような環境が整っている。

そして有名タレントを起用したポスターが壁を埋めている。TVを見れば同じ銀行のCMに一日何度も遭遇する。こういった広告費とか居心地の良いソファや雑誌代を削れば、ATM引き出し手数料なんて要らなくなるんじゃないだろうか。個人の利用客獲得が大手都市銀行にとって、そんな死活問題とは思えないし。いつか銀行が窓口業務をアウトソースする日が来るかも。

銀行で待たされながら、役所に向かう途中に延々と待たされた「開かずの踏み切り」を思い出した。

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