酔っ払ってないとやってられない

aoikujira:

酔っ払ってないとやってられない

現実はあまりにもやってられない。どうでもいいもん。私には関係ない。みんな幸せだと思う。みんな幸せだから、全部に対して真剣に向き合えるんだと思う。だから何かを批判できるんだと思う。自分が正しいって、自分はなんにも間違えたことないって思えるんだと思う。

羨ましい、わたしはもう間違えた人生だし、もう誰とも生きていきたくない。いまがどうにかなればいい。いまをどうにか生きている。いま寂しくなければそれでいい。そう思っちゃう。

だってどうせしんだっていい。このままこのマフラーで首をつればしねることはわかっている。首つりが一番確実で、ドラマや小説にあるようなガスなんて成功確率の低いものより確実であることを知っている。それくらい調べてる。

お子さんの写真を見せるのはなんなんだろ、なんなんだろ、そんなお子さんのことを裏切ってる自分のことを受け入れられないんだろうな、酒を飲んで理性を飛ばさないと私を抱けないんだと思う。そりゃそうだ、混乱するよね、意味わかんない生活になってるのは先輩の方だと思う。

自分の正しいあるべき夫像と違う自分を欲望を私に出しているのはどういう感覚なんだろうと思うけど、そりゃよくわかんなくなるだろうな。私の方が本来は楽なんだ、だから私側に慰謝料の支払い義務があるんだ、だってなんのペナルティもなかったら既婚男性を簡単に好きになれちゃうもん。

結局私の好きになる人は主人公タイプが多いんだなと思った。キラキラしてる人が好き、私なんかいなくても幸せで、でも私のことまで見えてて大丈夫?って聞いてくれる人、大輝はそんなタイプだもんな、ずっと彼女が途切れないから好きになったことなかったけど、いつでも大輝に会いたいもんな。先輩もそんな感じ。でもきっといまの自分に混乱してるかもしれない。常習犯じゃなければ混乱させてるのは私かもしれない。

でもどうせあと2ヶ月もない、そしたらもうきっと会うこともないでしょうね。あえば好きだと思ってしまうけれど、すごく触りたくなる人だけど、会わなければいいだけだもん。幸せな家庭で幸せになってくださいと言う気持ち。私は4月以降はどうなるんだろうな、どうなってもいいと常に思ってる。常にどうなってもいい、早くしにたいから。

すごくつらくなってきた、無意味な人生であるが故に無意味な感情、無意味な時間、無意味なことだらけ、はやく終わってほしい、どうせもう救われることはない、私のもともとの性格がいけないんだと思うけど、でも昔から…

aoikujira:

すごくつらくなってきた、無意味な人生であるが故に無意味な感情、無意味な時間、無意味なことだらけ、はやく終わってほしい、どうせもう救われることはない、私のもともとの性格がいけないんだと思うけど、でも昔からそうだったっけ?そうだったのかも。

初恋

milk-cream:

彼は隣のクラスの男の子で、学校外の習い事で会うことが多かった。

全然話したことなかったけど、ちょっとかっこいいなって思ってた。

ある日、教室で友達と好きな人いる?って話をしてて、うっかり隣のクラスの〇〇くんがかっこいいと言ってしまって。彼を知ってる友達はかっこいいよねと盛り上がった。

そしたら、近くで聞いてた男子が急に興奮し始めて「お前あいつのこと好きなのか」「俺知ってるから呼んで来てやるよ」とか言って教室飛び出して行っちゃった。

んでそのクラスの男子が好きな男の子を廊下に引っ張って来て「あいつがお前のこと好きだってよ!!!」って廊下中に響き渡る声で叫んでた。

でも、彼は言われてることよりも、私のこと見て、ああ顔と名前が一致したって顔してた。

それでお互い「どうも」っていう挨拶をしたと思う。

よくしゃべるようになったのはそれからだからクラスの男子には感謝しないといけないかも。

彼といろんなことを話したと思うけど今も覚えてるのは、一緒に剣道習わないかって誘われたことがあって、「女の子は白い道着で可愛い」って理由だったと思う。

それって私に白い道着着せたいだけじゃない?って思えるくらい。

私って剣道似合ってると思う?って聞いたら似合わないと思うって即答された。笑

彼は将来はお父さんの後を継いで警察官になりたいってずっと言ってた。ことあるごとに。

それで私にお前は医者にならないのかって聞いてきたから無理でしょ!って笑った。

帰りのバスの中で「今ここでキスしてくれても全然いいのにな」って思うこともあった。

私が転校する時に書いてくれてたメッセージがすごくうれしかった気がするんだけど、中身はもう思い出せない。

転校したらもう会うことないと思ってたけど、ひょんな場所で再会した。

近くの公民館で催し物があって入り口でチケット切るお手伝いしてたら、彼がやって来てびっくりした。

なにやってんの?って言いながら近づいてきて「すごい話したい」って顔してたのが堪らなく好きだったからずっと覚えてる。

でも、恥ずかしかったし、もう開演時間だし、「すぐ始まっちゃうよ」って中に入るように促したら「うん」って言って後ろ振り向いてそれから私の顔をもう一度見たことだけは覚えてる。

中のことなんかもうどうでもいいみたいな顔してた。

そのほんの一瞬だけ周りに人がいなくて二人だけの世界みたいだった。

ずっと好きだったのにたぶん両思いだったのに素直に好きって言えなかったな。

これまで何もなかった私の人生でも好きな男の子にたぶんおそらく好きだと思ってもらえてあんな顔してもらえてたことあったんだよねって思えてる。

大切な記憶。ずっと大事にしまっておきたい。