Feb.

shopping

きょうから2月、最近購入したDVDドライブで「椿三十郎」と「パルプ・フィクション」を久々に鑑賞、どちらもセリフと役者が素晴らしい映画だ。最近土曜日の日経新聞夕刊には青山真治監督のコラムが連載されている。今週は小津安二郎と山中貞雄の関係を想像するという、かなりシブイ内容にもかかわらず面白い。該当の記事は著作権の関係で日経テレコンでも読めないので、過去記事は図書館にて閲覧、コピーしましょう。それにしても、このひそかな小津ブームというのは何年かごとにくるもので、10年ぶりくらいにまた見てみようかな、今度はDVDで。

boid.net — ここで青山監督の日記が読める

Memories of Murder

memoir

韓国で大ヒットした「殺人の追憶」という映画を見ました。実際に起こった連続殺人でいまだに犯人が捕まっていないという事件を題材にしている。映画でも真犯人の全身を見ることは最後まで叶わない。見終わって配給会社の担当の方は黒澤明の「天国と地獄」に言及していた・・・ Continue reading “Memories of Murder”

Children

tire

大人は自分で命を絶ち、生き残った大人たちに子どもたちが殺されていく。昨日は大阪で15歳の少年が実の父親から食事を与えられずに栄養失調で意識不明の重体というニュース。きょうは職場に置いてあった写真週刊誌で、仲間だった少年たち9人になぶり殺しにされた17歳少年の死顔が掲載されているのを見た。どうして、この子どもたちを守ってやれなかったのか?

中3長男虐待:体重24キロ骨と皮に SOSにも手出せず
集団暴行殺人: 中3ら少年9人を逮捕 福岡県警

CIS

sign

金曜日にいま担当させてもらっているラジオ番組の新年会があった。シャンパンを飲みすぎ、翌日ひどい二日酔い。何とか覚まして、午後から学校へ。授業の後に第1次卒業試験、はーむずかしいかった。しかし、いままで学校といえば、やる気のない人間ばかりがいるところだと思っていたが、いま通っている専門学校には本当にやる気のある人ばかりなので、すごく刺激になる。あーこういう世界があるんだ、と40歳近くなって感じるなんて、ちょっと遅かったか。教育というのは本当に難しい。

I was hang over heavily Saturday, and I managed to go to school and had 1st examination for graduate after some 2 hours lecture. Besides, my wife and I were at a club in Aoyama just around midnight! How busy am I this weekend.

Kai

aoyama_sky

うちの第2王子、海くんの熱が下がらず、小児科の総本山的大病院「成育医療センター」で受診。現在も点滴中だ。気も強く、力も強いが、体は弱い。お腹空いてるだろうなあ。海くんの医療証書関係を紛失してしまっているので、現金払い、いったいいくら払うのだ!

Simic

omosan

オリジナルのタイトルは「We Are So Poor」、
チャールズ・シミック著 柴田元幸訳
「世界は終わらない」 The World Doesn’t End に収録

わが家はひどく貧しかったので 僕がネズミ取りの
エサの代わりを務めなくてはならなかった。 地下室に
たった一人でいると、みんなが上の階で歩き回ったり、ベッドで
せわしなく寝返りを打っているのが聞こえた。「暗い、忌まわしい
日々だよ」とネズミは僕の耳をもぞもぞ齧りながら言った。何年も
経った。僕の母はネコの毛の襟巻をつけて その火花が
地下室を照らすまで それを撫でつづけた。

最高っすね、シミック。

See his works

Cold

sky_01-16-2004

友人のロック・カイロプラクターから教えてもらった忌野清志郎の新作「King」。
Emmylou Harrisの新作「Stumble Into Grace」。
文学界という雑誌で知ったチャールズ・シミックの「世界は終わらない」。
どれも売れてるものじゃないけど、いいじゃないか。
ああ素晴らしいと思うことが大事。