Simic

omosan

オリジナルのタイトルは「We Are So Poor」、
チャールズ・シミック著 柴田元幸訳
「世界は終わらない」 The World Doesn’t End に収録

わが家はひどく貧しかったので 僕がネズミ取りの
エサの代わりを務めなくてはならなかった。 地下室に
たった一人でいると、みんなが上の階で歩き回ったり、ベッドで
せわしなく寝返りを打っているのが聞こえた。「暗い、忌まわしい
日々だよ」とネズミは僕の耳をもぞもぞ齧りながら言った。何年も
経った。僕の母はネコの毛の襟巻をつけて その火花が
地下室を照らすまで それを撫でつづけた。

最高っすね、シミック。

See his works

Cold

sky_01-16-2004

友人のロック・カイロプラクターから教えてもらった忌野清志郎の新作「King」。
Emmylou Harrisの新作「Stumble Into Grace」。
文学界という雑誌で知ったチャールズ・シミックの「世界は終わらない」。
どれも売れてるものじゃないけど、いいじゃないか。
ああ素晴らしいと思うことが大事。

Aoyama

aoyama

A view from my car on Aoyama street in Tokyo.
青山通りを走りながら車の中から撮影。電柱がないとすっきりしてるね。

Roppongi

sky_roppongi

昼から六本木ヒルズのレストランで酔っ払って、空を見上げたらすごく気持ちのいい空。

Sunrise

sunrise

A View from Tokyo FM 7th flr.
最近、自宅のCDプレーヤーの不具合でディスクによってかかるものと、そうでないCDが出てきて困っている。CDが発明されていちばん変わったのは、ピックアップが接触型から非接触型へと移行したことかもしれない。以前はレコードにしろ、テープにしろメディアとプレーヤーの間には物理的な接触があったのが、CD、MD、DVDなど最近のメディアはすべて非接触型だ。これはひとによって捉え方が変わってくるけれども、メディアかピックアップのどちらかに問題が生じたとき、何にも音が出ないのと、ちょっと変だけど何らかの音が聴こえてくるのとの違いになって現れてくる。後者の場合、オリジナルの音とは異なるものが聴こえてきたりするが、どんなものなのか想像することができるのは大きい。そういう意味でデジタルは想像力にとって力になるのか微妙だ。

Finally

sky01-04-2004

My server operator has fixed MySQL “out of memory” problem, and new “weblog : nozacs” has started over.
サーバのメモリー確保問題が解決した模様で、ようやく新しいシステム、ドメインでの再スタート!現在、手書きでデータを再建中。

Neil Young

track

Sharing the Grooveにて、1967年から2001年にわたるニール・ヤングのライブ・フッテージをCD8枚全115トラックにまとめた音源をダウンロードして聴いている。サウンドボードからの音源なので、年代が古いものでも、そこそこのクオリティで楽しめます、速い回線をお持ちの方はぜひ。キーワードは「A Perfect Echo」。もともと、(たぶん)ドイツ人のブラーデン・ストリックラーというひとが自分の楽しみと友達のために作っていたもので、ネットで流通してたもののほか、TVやFMなどの音源を集めた音を1曲ずつキレイにしてまとめた労作。1曲目のバッファロー・スプリングフィールドの「Mr. Soul」からシビレる!

それほどニール・ファンでない僕が、ふとしたきっかけで今年2003年11月14日武道館でいまのニール・ヤングを見た。音楽にあわせてステージ横に組まれたセットで演技をするひとがいたのがすごく面白かった、楽しくて笑った。ひとを楽しくするステージ、グリーンデイルというアルバムがロック・オペラ(ミュージカル)だったんだということと、ニール・ヤングが本当に好きなようにやっているオヤジなのが分かってよかった。

Sharing The Groove