Ein Psycholog erlebt das Konzentrationslager

養老「バカの壁」の中に、エミール・フランクル「夜と霧」について書いている部分があったので、読んでみてびっくり。第二次世界大戦中のドイツ強制収容所での体験をつづったもの。これを読むと、いまの自分の暮らしが安穏として楽しみに満ちたものであることが分かる。人生が与えてくれる可能性を実現するために生きる、という考え方はなかなかすばらしい。「俺の人生なんて・・・」と嘆く前にこの本を読んだほうがいい。

Happy Birthday!

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時間がない。きょうは海くん1歳の誕生日なのに・・・
気管支炎でゼイゼイいっている。子どもは本当に弱い。
でも良かったね、祝1周年。

Though it was my second son’s 1st anniversary, still I’m busy.

ジョン・レノンも10月9日生まれ。
調べてみると、ミュージシャン多し。
Browne, Jackson – Oct 09, 1948
Entwistle, John – Oct 09, 1944
Harvey, PJ – Oct 09, 1969
Hendryx, Nona – Oct 09, 1944
Ibrahim, Abdullah – Oct 09, 1934
Lateef, Yusef – Oct 09, 1920
Lennon, John – Oct 09, 1940
Lennon, Sean – Oct 09, 1975
Valdes, Chucho – Oct 09, 1941
Wright, O.V. – Oct 09, 1939

Beer

beer

10月から新たな仕事を始めたせいで、すごく忙しく、宮古島のことがまったく書けないまま1週間以上経っている。まるで遠い昔のことのようだ。
It takes more than a week to blog about Miyako, Okinawa. Since Oct. I had started new but jaded job, and it made me busy extremely.

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やっと台風一過という感じ。今朝は早起きしてJazztronikの番組パッケージング作業。あまり天気がいいので、帰ってから怜さんと犬2匹の散歩、そのあと海くんと公園へ行く。

Too Old To Enjoy

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英語に「Adultrate」という言葉があります。「アダルト」つまり大人ですから、「大人になる」という意味かと思ってましたが、正しくは「混ぜ物で・・・の品質を落とす」ということを知りました。ある意味、「大人になる」ということは、いろいろ混じりあって(経験して)純度が低くなること、と考えると奇妙にフィットする感じがしてきます。天才栗田くんから借りた片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」を読みました。しかし、どうやら僕は愛をさけぶには、歳をとりすぎてしまったようです。この作品は多くの「若者たち」の共感を呼んでいるそうですが、残念ながら僕は共感できるところがほとんどなかったのです。読んでいる間、いつも頭の片隅にジョン・アーヴィングのことがちらつきました。というより2003年からJ.I.信者となった僕にとっては、現在すべての文芸作家がアーヴィングとの比較対象になってしまい、ほとんど勝ち目はありません。この症状がいつまで続くのか分かりませんが、大江健三郎ばかり読んでいた時期もあったので、これもいつかは過ぎてゆくのでしょう。そのときまた手にとってみたい。

Marusyo

marusyo

四谷三丁目の交差点で空を見上げたところ。
いよいよ今週から始まったチャンピオンズ・リーグ。イングランドのプレミア・リーグで現在トップを走るアーセナルが0対3でインテルに完敗した。ものすごい試合だった。僕はイタリアのサッカーはあまり好きじゃないけど、きょうのインテルの試合を観て少し考えを改めることにしよう。スピード感、華麗さ、力強さ、そういった要素がバランスよくブレンドされ、かつスパイスが効いている究極のグルメ・サッカーだ。チームを率いるクーペル監督はバレンシア時代、ファイナルで2回も涙をのんでいるから、今年は初っ端から超本気モードなのか?ヴィエリ、レコバはケガ、クレスポは移籍で、主力を欠く布陣ながらキリ・ゴンザレス、クルスといった新加入のプレーヤーが仕事をしていた。名シェフに高い材料は必ずしも必要ではないのだ。チェルシーはクーペルを獲るべきだったね。
Now that Champions League 2003-2004 inaugurated. Inter Milan defeat comletely last season’s British runner up Arsenal, 0-3. It was an incredible match. Despite I’ve never been supporter of Itarian soccer until today, I might have to change my mind. That speedy, splendid and strong type of Calcio was just excellent. Since former Valencia coach Cuper have failed to win Big Year twice, that’s why he seems to be in win-all mode. In this fixture Vieri, Recoba were sidelined for physical reasons, of course Crespo is not with Inter now, however, new recruits such as Kily Gonzalez and Cruz worked very fine. It isn’t necessary to have high priced players, if gifted coach was provided. Chelsea’s new Russian owner should have known this Argentine grand-chef.

Why

porche

なぜ私は他人に対して腹を立てるのだろう?何か自分が不利益をこうむったわけでもない、むしろお世話になっていたりするのに、なんとなくいやだなあと感じてしまうことがある。人と共有する時間が長くなればなるほど細かいことが気になってくるのだろうか。(あらかじめ記しておくが、これは妻のことではない。)年を重ねるにつれて、表には出さない(つまり内側に抑えている)けれど、人に対する寛容度は確実に低下している。そうしたギャップは精神衛生上よくない。ただ、よく考えてみると、これは「立腹」というより単なる「不快」なのだ。雨が続いて、湿気が多ければ不快指数が高くなるように。感謝してもいい雨がもたらす恵み、それを忘れて晴天を望んでしまうのは人間としての熟成が足りないせいなのだろう。
社会環境、経済体制といった目に見えにくいものが、意識する、しないにかかわらず影響を与えていると言ったのはマルクスだっけ?現在「フリーター」だが、社会的に微妙なプレッシャーを感じるのは、たとえば親のちょっとしたひとこと、それは心配から出ているのだが、同時に前近代的な意識の残存ともいえるものが働いているからなのか。ヨウロウ某「バカの壁」によれば、昔は働かなくても暮らしていける社会を目指していたらしいが、共同意識みたいなものは依然として「働かざるもの食うべからず」のようなところに留まっているのかもしれない。「バカの壁」から「夜と霧」(ヘヴィ)、天才栗田から片山恭一(人気作家)、アーヴィング「ガープの世界」上巻(おもしろそう)、「熊を放つ」下巻(これから借りる)、「パリのランデブー」(ロメール)、「レイディバードx2」(ローチ)と、鑑賞リストが長くなっているので、こんな文章を書いている場合ではない。