“46 :名無しさん@おーぷん:2016/04/30(土)14:09:24 ID:3Pg
大学の時の生物学の先生と期末レポートのお題が強烈だった。
授業はものすごく面白かった。
面白すぎて、単位を取り終えた人も聴講しにくるほど。
1回でも欠席・遅刻・早退・居眠りしたら即単位を落とすという今時珍しい厳しさだったが、とにかく内容が面白くて。
その先生が赴任してきて1年目は小教室だったんだけど、「生物学がヤバい!」という口コミが学内に広がり、2年目は大学で一番大きい講堂+大スクリーンでの講義になっていた。
そして学期末にテストは無く、ノート提出とレポートのみ。
テーマは、「俺を楽しませてみろ」←これ。
このテーマを発表した時先生は、「生物学のレポートとかいらねえから。
俺全部知ってんもん。つまんねーもん。
お前ら一回も欠席遅刻早退居眠りしてないんだろ?じゃあもういいよ。
お前らの好きなもんをレポートにして俺に教えてよ。
テストかレポートのどっちかは実施しろって大学がうるさいからさ。
ウィキペディアとか使ってもいいよ、面白けりゃ。」と言ってた。
真面目な友人はそれでも生物学関連の事について論じて、優・良・可・不可のうち「可」。
自分は「初音ミクは何故ブレイクしたか?」というテーマを選び、優をもらったw
ちなみに先生が優秀作品として授業で取り上げたレポートは、「エヴァンゲリオンのオープニングで映る木」について論じた学生がいて、レポート用紙40枚ほどあったらしい。(枚数制限はなかった)
「『エヴァに出てくる木』のレポートは最高にクレイジーで笑ったね。笑った。
俺の授業をおもしれーってお前ら言ってくれるだろ、それは俺が楽しんで講義してるからだよ。
おんなじように、お前らが楽しんで一生懸命書いたレポートは面白くって仕方ないね。」
と言っていた。
パワフルでめちゃくちゃカリスマ性のある先生だった。
卒業してからかなり経つけど、またあの先生の授業を受けたいな。”