マーク・ベノ「雑魚」。1971年だから、いまから30年以上前のアルバム。日本で95年に再発された時は1800円だったけど、USアマゾンでは30ドル以上する逸品。見つけたら買っておいた方がいいです。いま楽しめなくても、きっと楽しめるときが来るから。そういえば、高校時代に同じクラスの好きだった女の子が松田聖子の大ファンで、当然私も聴かされたわけです。聖子ちゃんといえば当時、絶頂期だっただけに、そのころクラシックに没頭していた私にとっても結構フィットしてたのですが、なにぶん高校生の青二才でしたので、バッハやモーツァルトとは違う、松田聖子が50年、100年後に聴かれているとは思えない・・・などと不遜なコメントを平気で発しておりました。そんな恥ずかしい過去を噛みしめつつ、さすがに松田さんのアルバムに手は伸びませんが、30年以上前のどうしようもないアメリカ西海岸のローカルな音楽を薦めていたりするわけです。