easy sunday
きょうは気持ちのよい一日だった。午前中、長男は早稲田までサッカー遠征だったので、次男と一緒に久々の釣堀、中島園。
椎名誠「わしらは怪しい雑魚釣り隊」が楽しい。毎回同じような話なのに、どうしてなのだろう。無性にキャンプに行って、タープをはって、その下で飲み食いしてマージャンをしたくなる。だけど、いまの私にすぐにできるのは釣堀に行く程度なので中島園というわけ。
午後は障子張りをしてから小金井公園。閉店間際の売店で枝豆付きビール。最近のビールは機械が注いでくれるのだな。とにかく冷えていてうまかった。それから次男のタイムトライアル計測係を務めるあいだケバブの売店でもう一杯ビール。天気はよく、湿度も低いので快適な公園だった。一方、次男は砂まみれ。下の写真は昨日の試合。次男は残念ながらノーゴールに終わった。
あすは自転車通勤なのだ。
これまでの総走行距離: 12,695km
September 20, 2009 No Comments
not my business
新聞の読み方がいつからか変わった。たまたま読売をとっているので、ほぼ毎日目を通していると「何だかなー」と思うことが最近多い。職場の近くのラーメン屋に置いてある産経はある意味読むたびに衝撃を受けるが、それとは違った意味であー保守的というのはこういう感覚なのかと思う。だいたい保守じゃないメディアなんて既存のマス・メディアにない。それが国としての成熟を表すのかどうか私は知らん。だいたい若いころはそんなことはよく分からないし、年をとったからといって、人を説得できるような説明ができるわけでもない。でも疑う気持ちだけは、しっかりと芽を出して幹を太くしてる。
ラジオの仕事をしていたころ、番組で読み上げる朝いちのニュースを並べるということもしてた。トップに何を持ってくるのかっていうのがその番組のスタンスを示すんだよ、みたいなことをプロデューサーに言われてたような気もするが、いまになってそう思って作り上げてる幻想なのかもしれない。私の場合はアホでポリシーなかったから、番組のカラー云々よりも、山葵みたいな事件をつまらん一般ニュースにいかに突っ込むかということに専念してた気がする。いまから考えるとけっこうな数の人が聴いてたわけだから、それなりに影響はあったのかもしれないのにね。
APとかロイターとか日本のメディアとは基本的なスタンスが違う。海外で中心に扱われているニュースが日本でも訴求するってことは、よほどのビッグニュースでないかぎりありえない。チャンピオンズ・リーグとかツール・ド・フランスがいかに欧州でステイタスがあるといっても、日本で扱われるのは中村俊輔が得点したとか、別府が敢闘賞もらったとか、そんなことがあったときだけ。それでもTVの一般ニュースで扱われる時間はたかが知れてる。すくなくともサッカーは世界的なスポーツビジネスになっているというのに。
そんなことを感じて憤慨してたこともあった。でも世界的なことなんてどうでもいいんだよね。要はビジネスとしてペイするかどうかが大事。別にそれは寂しいことではない。日本国内でビジネスとして成り立つスポーツがプロ野球だとしたら、メディアが中心に扱うのは当たり前だし、それで食べていける人の数とマーケットの規模がつりあってれば問題ない。しかし国際的にみて競技人口が恐ろしく限られてると思われるゴルフがオリンピック競技になるんだから、もうワケわかんないぜ。いったいどんな金が動いてるんだよ、なんて考えてしまう。
だから「今こそマルクスを読み返す」by廣松渉なのだーね。面白いよーこの本。興味深いのは人間を人間たらしめていることについて、池谷裕二が「進化しすぎた脳」で言ってることと、マルクスが言ってたことがほとんど同じってこと。最先端の脳科学とマルクスの考えがシンクロしてる。ホント同じ、言葉って大事なのよ。ただ、オレにはちと難し過ぎるので、ジェリー・ガルシアを聴くことにする。ジェリーがたどってきた足跡をたどることが、いろんな問題にとっての解決策だと思うんだけどなあ。ああ、オレはすっかりDead Headになってしまったのか。
September 7, 2009 No Comments
re-route
自転車で車道を走るのは危険だ、と思ってた。でも本格的にロードバイクに乗るようになったら、あまりに歩道が走りにくいので車道のほうが楽に感じるようになった。舗装道路を走るために作られてる自転車なのだから車道のほうが走りやすいのは当たり前なのかもしれないけど、通行の多い歩道は老若やママチャリが混在していてキケンだし、何より段差や凸凹がこれほど多いとはロードに乗るようになって初めて分かった。
ここ何回か通勤ルートをこれまでの道からちょっと変えて走っている。いつもは五日市街道から井の頭通りに入り、井の頭線浜田山駅そばの細い分岐で左に曲がる狭い道を抜け、方南通りから新宿御苑脇、四ツ谷から半蔵門、お堀に沿って日本橋というルート。それを最近は井の頭通りをまっすぐ松原の交差点まで行って、甲州街道に入り、そのまま新宿に出てあとは同じコースで日本橋まで。車の量も多いけれど車線が多い分、自転車でもけっこう走りやすいのね、と思う。距離的にも28キロ台とほぼこれまでと変わらない。走りやすさでいえば、井の頭通りからそのまま甲州街道の方がいいかも。とくに夜間の帰り道はこっちのほうが平均速度が早いような気がする。
total: 12356km
きょうは、午前は子どもたちとボール蹴り、午後は立川まで映画を見に行った。映画は長男のリクエストで「ハリーポッターと謎のプリンス」。次男は「ボルト」が見たかったみたい。立川のシネマシティはWebで座席予約までできるのがいい。前売り券が使えないけど行列に並んだりしなくていいし、けっこういい席が確保されるから、その分だと思えばいい。飲み物も持ち込んだが、とくにお咎めなし。月一くらいで見に行ってもいいかなあと真剣に思った。是枝監督、ペ・ドゥナ主演の「空気人形」も上映予定みたいだし。これ、お気に入りの監督と女優による夢のコンビなのでけっこう期待してるんだ。
予告編ですでに2011年までシリーズの予定が組まれていることを知って驚いたハリーポッター映画。シリーズ最新作、「謎プリ」はつまらなくもないがおもしろくもない、ような気がする・・・。この中途半端な感想は、不覚にも途中で寝てしまい長男に起こされたことによる。最近の映画のシリーズもの、苦手なのだ。昔はスターウォーズ(最初の三部作ね、もちろん)、ダーティ・ハリー、ゴッドファーザー、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど好きなものはいくつかあった。しかし、近頃はマトリックス、ロード・オブ・ザ・リングなど、大作といわれる作品のシリーズものには興味が持てなくなって、どーでもいいと思うようになった。あ、トイ・ストーリー、シュレックはよかったな。(そういえば宮崎駿はシリーズもの作らないのね、トトロ2とか)
今のところ、もうこれ以上みたくないシリーズものは「岡田ジャパン」。
September 7, 2009 No Comments
Craque
倉敷保雄は私がもっとも好きなサッカー実況アナウンサーである。スタイルがユニークなので好き嫌いが分かれるかもしれないが、サッカー観戦愛好家で彼の悪口を言うひとはあまりいないと思う。そんなクラッキーの本、「続・実況席のサッカー論」。これまでもサッカー雑誌の連載などでその文章には触れる機会はあったが、これは同業者としては大先輩に当たる元NHKの山本アナ(モナではない)との対談。全編が会話体で構成されており、また一味違う、やはり彼の話し方が伝わってくるのがいい。 book cover

もう1年前になるけれど、是枝和裕が北京オリンピックの報道について書いた言葉を引いておきましょう。【読売新聞 8/20, 2008】
伝え手が感動を口にし、涙を流した瞬間に、テレビの前の視聴者は逆に自らの目と耳をふさぐのだ、と。これは倫理ではなく、テクニックの問題である。
サッカー実況というと日本では比較的歴史の浅い世界だ。しかし93年のJリーグ創立、そして02年を経て、成熟のスピードは世界のどこよりも増している。変化の激しい世界でスタイルを確立してきた稀有な存在の二人は、そんなテクニックについて語ることはもちろんしない。それは当たり前、基本として身に着けていて、それを超えたところで自分たちに何ができるのか、文字通り真摯にサッカーというスポーツのことを考えていることが伝わってくるとてもいい本だ。
クラッキーの実況だとつまらない試合でも楽しく見ることができる。わたしには凡庸な形容しかできないが、それはテクニックがあるからじゃない、ハートがあるからだろう。 Together Through Life

September 3, 2009 1 Comment
História do Brasil
たまたま図書館の新刊コーナーに並んでいた金七紀男著「ブラジル史」。読めなくても、パラパラ眺める程度でもいいや、と思って借りてみた。意外と言っては著者に失礼かもしれないけれど、面白い。ブラジルに最初に到達したヨーロッパ人はご存知のとおりポルトガルのプロデュースで、彼の国が派遣したペドロ・アルバレス・カブラルのチーム。あの有名なバスコ・ダ・ガマのインド到達ツアーに次ぐ、第2弾インド・ツアーとなるはずだった西暦1500年、なぜかブラジル沖に到着。そしてカブラル大将はこの地を「ヴェラクルス島」と名付ける。根拠はこの本に書いてありませんでしたが、ブラジルはもしかするとヴェラクルスだったのかもしれないのです。
ブラジルの特産品といえば、コーヒーというのが私のイメージですが、カブラル大将が到達してからメインとなったプロダクトは「パウ・ブラジル」という樹木。コイツの心材が赤の染料剤に利用されるということで、毛織物業が盛んだったフランドルに輸出されたそう。年間1200トンだと大した数字には聞こえませんが、時代が16世紀なので、そんなものなのかもしれません。重要なのは、このパウ・ブラジルが特産ということで、彼の地の呼び名がヴェラクルスからブラジルに変わったということでしょう。土着の名前だったのかもしれませんが、これが「パウ・フンドシ」とかだったら、レアル・マドリのカカはフンドシ代表、ブラジリアン・ミュージックといわれているのがフンドシリアン・ミュージックということになったかもしれない、などと下らないことを考えて、夏のある暑い日に私はひとりほくそえみながら駅の階段を下りてました。
ちなみに、パウ・ブラジルの後に続くブラジルの特産品は、砂糖、金、コーヒーだそう。
NHKで井上陽水の特集を放送していたけれど、彼が70年代に大麻を吸って起訴され執行猶予の刑を受けていたことはまったく触れられてなかったのが気になった。小学校のころからその歌声に魅了され、中学のころには毎日自室でフォークギターを抱えて、1曲歌い上げてから登校していたアタシとしては、当時かなりショックを受けたニュースであり、陽水に対してその体験が及ぼした影響を知ることができるのかと期待していたが、まったくのスルー。リリーフランキーと対談してる場合じゃないだろ、と思った。ノリピー、お塩の覚醒剤服用のインパクトがNHKに余計な配慮をさせたのかもしれないが、今回のエディットによって、図らずもこの作品は後世に残るものにならなくなったと思う。陽水原理主義的なファンとしてはまったくもって残念だけれど、これが世の中の流れなのかもしれない。本人インタビュー含め、とにかく浅い。
ちなみに、わたしの陽水ベスト・トラックは清志郎との共作、星勝アレンジの「帰れない二人」。
August 27, 2009 No Comments






