
休みにもかかわらず、次男を7時に起こして(長男はとっくに起きて朝からTVアニメ鑑賞中だった)さっさと朝食、犬の散歩、ゴミ出しなど済ませ「崖の上のポニョ」劇場観覧のため吉祥寺に向かう。が、ちょっと早く着きすぎて近くのユニクロで長男のジーンズを購入などして時間を潰す。さて、劇場に入ってみるとポップコーンと飲み物の自動販売機が並んでいるだけ。ビールを注いでくれる人がいないのはちょっと寂しい。とはいえ、人件費を浮かせた分だけビールが安くなっているような気もするロング缶500円。あんまり高いスナックとか飲み物とかも考え物だが、自動販売機ばかりってのもね。祭りとしての雰囲気ゼロ、縁日に行ってみたら屋台が全部自販機だったような寒々しさ。つまんないことだけど、劇場で映画を見る楽しさってもう少し考えた方がいいような気が・・・吉祥寺オデヲン座。
子どもを持つまでは宮崎駿の作品には積極的に触れてこなかったけれど、昨年はジブリ美術館にも行ったし、メインの作品はほとんどDVDで持っていて、トトロなんてこれまで何回見せられたか分からない。だから彼の世界観をある程度分かってるつもりで見るとポニョは宮崎駿の新たな世界というより、彼のエキスを抽出したような印象。ストーリーはかなりシンプルで、アレっコレで終わりなの?って物足りないのかというと、それも違う、映像表現や思想的なバックグラウンドといった宮崎ワールドのダシはきちんと効いてる。これからの人にもマニア向けにも適切な作品に仕上がってるんじゃなかろうか。次男はエンディングにあのヒット曲が流れてくると、大声で一緒に歌い始めた。楽しめたみたい。
ちょうど昼時だったので、井の頭公園そばで焼き鳥を食べて、公園でボートに乗ったり、大道芸を見て、ヨドバシでガンプラ見て帰る。ちょっと疲れた。

次男の幼稚園に続いて、長男の小学校でも運動会。幼稚園は延期になったのだけれど、いずれも天気に恵まれた。こういうイベントのときには、カメラの望遠レンズが欲しくなる。
PCでもスカパーのサッカーを観られるように機器を増設。おかげでVHSしかない「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」をDVDにすることができた。あ、もちろん個人での使用に限られます。眉毛の無い梅宮辰夫インパクトあります。
雑誌「考える人」で取り上げられていた獅子文六の「娘と私」に夢中。子を持つ身が没入必至の内容となってます。

8月末の文字通り怒涛の雨模様が続くのかと思っていたが、9月になると、すっかり晴れ模様。1ヶ月ぶりに自転車通勤を再開することができた。夜勤だった8月はジテツー封印していたのだ。まだまだ昼間は暑いけれど朝の比較的涼しい時間と、陽が落ちた後に走れるから、夜勤明け睡眠不足で炎天下を走るのに比べたら随分と楽、それでも夜の湿気はかなりのものだが。
石原裕次郎主演の「夜霧よ今夜も有難う」(1967)を見る。冒頭のシーンからやられっぱばしだった。わたしはこの作品で「バタ臭い」の意味を完璧に理解したような気がした。またしても浅丘ルリ子が秀逸、素敵すぎる。四方田犬彦「アジアのなかの日本映画」にも書いてあったけど、「カサブランカ」をパクった作品とはいえ、これはもう別の映画でしょう。裕次郎の歌う主題歌とともに素晴らしい。こんな風に感じるのは年取ったせいなのだろうか。
近所のレンタルDVDで半額セールが始まったので、渡りに舟と「祇園囃子」、「太陽の季節」、「殺しの烙印」などを借り出す。「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」は残念ながらVHSしかなかったので諦めた。あとで調べてみるとまだDVD化されてないみたいなので、次の機会に必ず。
total: 9222.8km
Posted in
Bicycle,
Movie at September 3rd, 2008.
No Comments.

吉田喜重「水で書かれた物語」。松竹から独立、そして岡田茉莉子と結婚後、最初の作品。岡田本人もインタビューで語っているように、母子のキャスティングに無理があるが、岡田なしでは成り立たなかったと思うから、ビジュアル的なギャップは脳内でフォローすべし。浅丘ルリ子の若さあふれる演技が華を添えていて素晴らしい。吉田の作品はまだ2作しか見てないけど、役柄とは別に女性がみな素敵に見えるように工夫されている。生き方とか、セリフ回しであったり、身のこなしの演出があきらかに女性に重きを置いていて、何かキレがある感じ、いいっす。言葉を変えればいわゆるナイスガイは出てこない、かろうじてナイスな元夫役の岸田森はすぐに死んでしまうし。元夫といえば、音楽は一柳慧。ジョン・レノンの前にオノ・ヨーコと結婚していたひとだ。
このあと、ケン・ローチの「麦の穂をゆらす風」をやっと見たけど、いまのわたしのモードにはまったく響かなかった、感情移入できん。これがローチ?これでパルムドール?・・・と思いながら見終わった。「やさしくキスをして」の方がよかったなあ。
Posted in
Culture,
Movie at August 28th, 2008.
No Comments.

岡田茉莉子の映画出演百本記念として製作された「秋津温泉」。共演は長門裕之。この人は当時、本当にスターだったのね、との認識を新たにする。成瀬「浮雲」同様のグダグダ路線で、何でこれがわざわざ記念の映画なんだよ、という印象がなきにしもあらずだが、カメラ(成島東一郎)がいい。とくに上の写真シーンは素晴らしい。そして岡田茉莉子の年を重ねてダメダメになっていく演技がスゴイ、これが当時29歳。長門のキレのないセリフとの対比で岡田の良さが際立つようになってる。監督の吉田喜重はこの作品から2年後に結婚してるから、撮影当時はそれこそ気持ちいっぱいで取り組んでたんだろうなあ。
Posted in
Movie at August 20th, 2008.
No Comments.

夜勤明けで帰宅、昼飯を食べてめずらしくTVをつけてみた。WOWOWで高橋英樹主演「日本残侠伝」のラスト30分くらい観る。まずは長門裕之の目玉、あー昔はこんなだったのね山本陽子、そしてヒデキの若武者ぶり、祭りの花火が打ち上げられてる下、木場に浮かぶ材木の上を仇敵の邸に向かって軽やかに進む映像が素敵すぎる。そして、みんなが悲しい涙をそっと流している。それにしても鬼気迫るラストシーンだ。
Posted in
Movie at May 29th, 2008.
No Comments.
クリント・イーストウッドが1972年に主演した映画「Joe Kidd」は日本語版だとなぜか「シノーラ」。彼の出演作にはよく同じようなシーンがあって、初対面の女子といきなりいい雰囲気になってキスしたり、深い関係を結んでしまう。本編とはまるで関わりのないことが多く、どうしてこんなシーンが差し挟まれているのか毎回理解に苦しむのだが、「シノーラ」にも同様のキスシーンがある。相手はなぜか敵役の恋人、しかも初対面で。 Read More…
Posted in
Movie at January 25th, 2008.
No Comments.