lost dog

数日前から犬が行方不明になった。この寒空の下、家族はとても心配していた。そしてきょう妻が地元の動物愛護センターに電話で尋ねてみたところ、該当すると思われる犬が一般の家庭で保護されているとの情報あり。さっそく連絡をとって、特徴を訊くとぴったりうちの犬。すぐに引き取りに行き、無事再会できた。

前にも何度か家出して、そのたびにあ?もう会えないのか?とさびしい気持ちになったけれど、いつも戻ってきた。よほど縁があるのだろう。

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大晦日の落下で年越しはすっかり寝床の中、次男とよく休めた。腰の痛みはそれなりに消えつつあるけれど、何気ない姿勢、たとえば歯磨きとか、手洗いとかのときに鋭い痛みが走る。あといすに腰掛けるときとか、立ち上がるときなど。左ひじもまっすぐに伸ばすと痛む。

渋谷のシネマライズは好きな映画館で、映画は好きだけどそれほどのめりこんでいるわけではない私がこれまで金を払って2回見た映画がいままで2本あって、そのうちの一つが「アンダーグラウンド」。ものすごい衝撃は生涯忘れられない。(もうひとつはちょっと恥ずかしいが「ポンヌフの恋人」。カラックスはどうしているのだろう・・・)

そのクストリッツァ監督が2004年に発表した「ライフ・イズ・ミラクル」が2007年最初に観た映画(DVD)となった。「アンダーグランウンド」と同じく民族紛争がテーマだけれど、アプローチはずっとマイルドでこじんまりしている。しかし素敵で美しい。音楽、登場人物、ベッドで空を飛ぶシーン、やたらと割れるグラス。すべてにバランスがとれた、クリスタルガラスのような工芸品の域に達している。こういう映画だったらシリーズで48作品あってもいい。

下は大晦日に落下のショックでひん曲がった梯子

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